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マサコさんからのメッセージ
私、パリ在住のマサコと申します。
この度は「一般社団法人バーバパパのえほんの会」のサイトへご訪問いただきましてありがとうございます。
ご興味を持ってくださって大変嬉しく思います。
少しばかり、私とバーバパパとの出逢いなどをお話したいと思います。
1969年、渡仏したばかりの私はパリにて
友人を通じて後のバーバパパの作者、アネット・チゾンさんとタラス・テイラーさんと偶然出会うこととなります。
そして、彼らの家にも足を運ぶ様になりました。
タラスさんとアネットさんは、そのお家の中に大変大きな長いテーブルを持っておいででした。
私は洋服を作る仕事をしておりましたので、
「この長テーブルをどうぞお使いなさい!」と言ってくださったアネットさんのご厚意に甘えて、
そこを私の仕事場の様に使わせて頂きました。
ちょうどその頃、上階のお二人のお仕事部屋では、
きっとバーバパパの構想がどんどん膨らんでいったのだと思います。
その本達が立派に出版され、日本にも日本語版が登場し、
パリでは、お二人のお子さん達も誕生しました。
私はその家族の家で、深い友情と心地の良い距離を保ちながら、
長い歳月を温かく過ごしておりました。
その長いテーブルをながーいながーい間、私に貸してくださったアネットさんとタラスさんへの
感謝のしるしとして、このバーバパパのえほんの寄贈プロジェクトを思いついた次第です。
日本にもたくさんのバーバパパのファンの方がいらっしゃいます。
そういうご両親世代の方々にも、またお子さん達にも、またそのお孫さん達にも
どうぞたくさんの方々にこの本を読んで頂けます様に
パリの空より強く願う次第でございます。
こころより感謝申し上げます。
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